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瑕疵担保責任

毎日、はっきりとしない天気が続いておりますが皆さん如何お過ごしでしょうか?この時期になると、不動産業者としてはドキドキする事が多いです。一番起こってほしくない瑕疵担保。雨漏りの季節ですね(笑)

特に中古の一戸建てを買い取って、絶賛販売中の業者様。。。売却が済んで2年以内の物件。。。

今までお客様が住んでいる家を買い取ってリフォームして再販売をかけるのですが、買い取る前に内見したときには雨漏りなど無かったのに、引っ越しして家を空にしたとたんになぜか雨漏りしだしたという経験も多いかと思います。何の嫌がらせなんでしょうね(笑)まあ、まだ空にした段階で発見すれば屋根の防水補修などすればいいですが、既に売却が完了していて、そこで新所有者の生活が始まっている場合は最悪です。

まるで解ってたのに故意に売却した悪徳業者と言わんばかりのクレームを浴びせられ、補修に行っても過剰な補修を請求され、踏んだり蹴ったりですよ。。。

僕も中古の一戸建てを買い取って再販売した経験があるのですが、その時のクレームが「壁を取り払ってやり直せ!!」でした。いやいや。確かに屋根の防水が劣化しており、その雨水が壁に貼っているクロスを濡らしているのは認めます。それがなぜクロスの張替えでは済まず、壁をやり直せ!!となるんですかね。。

不動産業界に拘わらず、他の業界でも最近「言わないと損」みたいな風潮がありすごく世知辛い気分になりますね。なにか有料のサービスを受けると絶対にそれ以上の対価が無いと納得しない。そのサービスに落ち度を見つけると、そこを過剰に攻めてさらに得しようという人が多い。。。

もうやってる事、や●ざですやん。。。

話は戻りますが、僕個人の意見で言わせてもらうと「木造中古の一戸建て物件」については瑕疵担保責任は無しで良いと思ってます。新築に関しては製造者の責任があるのは当たり前ですし、不備があるとメーカーである不動産業者が責任を持つのも当たり前だと思っております。

しかし、中古の者まで買い取った不動産業者が責任を取れというのはちょっと筋が違いすぎるんじゃないですかね?特に木造の築30年の物件なんて、経年劣化しますし、言わば雨漏りする方が当たり前じゃないですか?

それを承知で購入決定してくれないと、何でもかんでも不動産業者のせいにしていたら、買い取るところ無くなりますよ。ブックオフもセカンドストリートもメーカー保証を付けろって言っているのと同じです。

ちょっと目次が破れていたり、中古のジーパンの布が破れてたりしたら文句言うんですかね?

顧客も中古物件を買う以上、ある程度は自分たちが補修しながら愛着を持って生活していくという自己責任の気持ちは必要かと思いますし、不動産じゃなくても、購入する側のモラルをもう少し高めていって頂ければ嬉しいなと思う今日この頃です。

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