得意なことを仕事にする
とうとう師走ですね。この間、元号が変わり「令和」になったと思ったらもう令和2年です。一通り天皇陛下の儀式も終わり、いよいよ本格的な新時代の幕開けですね。何か大きな変革が起こりそうで、少しビビりながらもワクワクさせられます。
少し私事のお話をさせてもらうと、僕は二人、年子の子供がおりまして、下の娘が無事、大学の推薦入学試験に合格いたしました。親にとって子供を大学卒業まで導いてあげるということは、今の時代「責務」に近いものがあると個人的には思っております。
これで後4年子供のために一生懸命にお金を稼いで卒業させると、人生における大きなイベントが消化される中、いよいよ終盤に近付いている感じがして、少し気が楽になるというものです(笑)
まあこれは家庭や時代によって多少、考え方は違えど昔より子供の「実質的な扶養期間」は長くなっていますね。
令和新時代の仕事の在り方
僕の若い頃は一刻も早く親元を離れて一人前に独り暮らしをしたいと思ったり、「良い車に乗って、良い腕時計をはめて、家買って、美人の奥さんもらって・・・」と野望というか強欲に近い願望があったのを覚えています。
その一方で最近は「子供部屋おじさん」と言われるようないつまでも実家から出て独り立ちしようとしない若者が多くなってきているみたいですね。スマホさえあればあまり物欲も無いみたいですし、特に個々の大きな願望を叶えたいというような「渇望」のようなエネルギーも少ないように思えます。
個人的には子供は学校を卒業すればさっさと独り暮らしして、家を出て行ってほしいと思う派なんですがね。。。
まあ、子供が独立しても負担は少なくなるとはいえ、生活するための仕事は続く訳で、ボケッっとする暇はございませんよね。
これから独立して仕事をする子供達。
子供が巣立った後、生活するために仕事をする親。
細かな目的は違えど、これからの令和の新時代を生きていくうえで、働き方が変化していく中でいずれにせよ、お金を稼ぐために働かないといけません。
その中で最近若い人の間で「好きな事を仕事にして生きていく」というようなフレーズを耳にすることがあります。まあ、それでお金が儲かればそれに越したことは無いのですが、そうそう皆さんが簡単に出来ることではないように思うのです。
僕自身「仕事」というのはお金儲けの手段だと思っており、「趣味」だとは思っておりません。
仕事という「手段」を使ってお金儲けをして、その儲けたお金で「趣味」を楽しんだら良いだけの話で、それを混同すると「好きな事を仕事にしないと負け組だ」というような他人に劣等感を感じてしまうことになります。
もう一度いいますが、好きな事を仕事にして生きている人は稀ですよ。
現実的には「好きだけど不得意なことを仕事にする」よりも「別に好きでも嫌いでもないけど、得意なことを仕事にする」事がベストだと思います。
不得意なことを継続的にマネタイズする事ほど、辛いことは無いでしょう。例え好きでもね。
そういう意味では僕も文字を打ったり、重要事項説明書や契約書を作成する事は特に好きな仕事という事ではありません(笑)好きでも嫌いでも無いですが「超得意な仕事である」と言う事は間違いないでしょうね(笑)