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反社会的勢力の排除

最近、ネットニュースやテレビでワイドショーを見てるとよく出てくる「契約解除」という言葉があります。

事の詳細の真実は本人しか解らないので何ともいいようがありませんが、芸能人が反社会的な事をして、事務所とのマネージメント契約を強制終了させられる事が芸能界における契約解除を意味するのだと思います。

不動産売買契約にもこの「契約解除」の条項がいくつかございます。

一般的に言いますと「瑕疵担保責任による契約解除」「不動産滅失における契約解除」「手付解除」「違約解除」が代表的な契約解除条項です。

これらは重要事項説明書・不動産売買契約書にしっかりと記載し、売主及び買主双方にしっかりと認識させる義務が不動産業者にはございます。

上記の代表的な契約解除条項「違約解除」の中に暴力団対策法改正に新たに付け加えられた「反社会的勢力の排除に起因した違約解除」というものがあります。

一般的な不動産売買契約における違約解除の違約金は大体10%~20%の範囲で定められますが、相手方が反社会勢力と知って取引した場合、それに加えて売買価格の80%相当額を付加して違約金を支払わなければ行けないという非常に厳しい罰則があります。

しかしながら僕は、この「反社会的勢力」という書き方が曖昧過ぎてしっくりこないのです。。。
何これ。。誰に対して逃げを打ってるの?
元来、契約書というものは曖昧さを排除して当事者の責任をより明白にするために作成するものなのに、付加しなければならない条文そのものが曖昧なのでは何の意味もありません。
反社会的勢力というものをはっきりさせようと思いインターネットでその意味を調べたところ、

(反社会的勢力)
暴力や威力、あるいは詐欺的な手法を駆使し、不当な要求行為により、経済的利益を追求する集団や個人の総称。該当する組織や個人は、暴力団とその団員、および準構成員、暴力団員やその関係者が関与、協力する暴力団関係企業、総会屋、社会運動や政治活動を装って不当な行為をする社会運動等標榜(ひょうぼう)ゴロ(ごろつきの意)、暴力団とのつながりを背景にその威力を用いるなど、不正行為の中核に存在する特殊知能暴力集団などである。(※参考文献「コトバンク」)

という事みたいです。。。ますます解りにくい(笑)

まあ、要は暴力団が言い訳や言い逃れが出来ないように、解釈を広げて取り締まれるようにこのような言い回しになったのだとは思いますが、今時、代紋ぶら下げて凌ぎしているヤ○ザなんてほとんどいないでしょ・・・
というより反社会的勢力が上記の様な解釈なのであれば、別に暴力団に限らず、一般的な会社も当てはまる所も少なからず出てきますよね。

これだけ、インターネットが普及し、胡散臭いインターネットビジネスも多数あります。
詐欺まがいのビジネス商材の販売や法律すれすれの物販、アダルト関連etc・・・
グレーゾーンで商売している会社がウェブ上では多数存在しますよね。
これ全部、「反社会的勢力」という事になるということですかねー?

こうなると取引する不動産仲介業者は見分けることは不可能ですよ。これでトラブルが起きるとまた不動産業者のせいですか・・・。たまったものじゃありません。

たぶん、大手不動産業者あたりは近々、売主・買主双方に「反社会的勢力ではない誓約書」に署名捺印させる日もそう遠くはないかと思います。大手さん。。書類増えすぎて大変ですね(笑)

大手不動産業者ではない方も、これから書類がどんどん複雑化していきます。

手遅れにならないうちに「河合哲司 不動産よろず相談所」に一度ご相談くださいね(笑)
お力になれるよう全力でアドバイス致しますので、宜しくお願い申し上げます。

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