不動産投資とマイホーム購入を一緒にするな
ここ最近急激に気温が暑くなってきたので、半袖カッターを出してクールビズの準備でもするかと目論んでおりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今回は、「不動産投資」と「マイホーム購入」のお話
この二つはどちらも不動産を購入・取得するという意味ではどちらも同じだが、意味がまーったく違う
この記事を読んでる方から「そらそーやろ!当たり前や」という声も聞こえてきそうであるが、案外、いざ自分がマイホームを購入するとなると、盲目になりがちな事なので、心しておいて頂きたい。
マイホーム探しをされているお客様の中で、
- 「相場より安く買いたい」
- 「資産価値としてこの物件はどうなの?」
- 「売却する時に損しない物件を探してる」
とかおっしゃる方がいるが、これがまさしく『前者の二つをごっちゃにしてる』という事なのである。
はっきりいって、マイホーム探しの時にはこのようなことは全くもって検討の材料に入れる必要が無いし、意味がない
というのも、そもそも相場というのはその時の景気でその時点で近隣で成約した物件を事例として算出するもので、半年周期ぐらいでコロコロと変わる。それによって不動産の資産価値も当然変わっていく。
そこで一番大切なのはその土地の上に住んでいるという事なのである
例えば、あなたが建売住宅を3000万円で購入したとする。3年後、たまたま新聞折込で入っていた2軒隣の家が3800万円で売り出されていて、それが売れたとする。それを知ったあなたは家をすぐ売りますか?
売らないでしょう。
なぜなら、そこに生活を落とし込み、愛着が生まれ、家族が形成されているからです。すぐに売れない以上それは投資物件ではありません。単なる所有物です。
それがマイホームなのです。
株でもそうですが、売らなければ損も得もないのです。ただ、「今換金するといくらか」を知るだけのこと。
逆に投資物件とは売却することを目的とした投資対象物です
自分の想定利益まで達すればいつどんな状態でも売却します。そこには物件に対する執着や思い入れはありません。ただ利益を追求するのみです。そこが投資物件とマイホームの大きな違いです。
所有する中で、換金する際の変動・波は何度も訪れます。
100万単位での変動などざらです。
売りもしないものにいちいち右往左往しても仕方がありません。
なので、マイホームを購入するときは、現金を損をしたくないという気持ちを最優先に考えるといい物件選びができませんよ!そこに執着しすぎると逆に損をすることが多いです。
あくまで、マイホーム選びは心に余裕をもって自分たちの生活スタイルに一番にあった物件探しを最優先により良いマイホーム探しをしてください。多少の金額の差なんてそこで生活する幸せとすぐに相殺できますよ!
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