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不動産賃貸業の在り方

年が明け、正月やえべっさんが過ぎると、次のイベントはもう節分ですね。

その後はひな祭りがあり、元号が変わり、ゴールデンウィークにお盆。。。毎年毎年同じパターンで飽きてしまうわ・・・と思っているのは僕だけでしょうか?

さて、このようなイベントをルーティーンでこなしているうちに、着実に東京オリンピックに近づいている訳ですが、それに連れて首都圏をはじめ、大都市圏の不動産価格が上昇しているようなことを耳にします。一方、住居用収益物件の価格は少し下落傾向という事ですが、これは何を意味していると思いますか?

これは、住居用の収益物件の利回りが地価高騰により下がることを受けて、これからの人口減少の事を考えると、住居用収益物件を保有するのは今の収益率ではリスキーであると、家主業をしている方が判断したためです。

そのために、不動産投資家は現在、「住居系不動産投資」からホテルや外国人向けの店舗収益物件に資金を移動しています。今や、東京や大阪の中心部ではホテルなんかはどこも外国人予約で部屋を取ることが非常に困難な状況です。

一方、一時ブームになった民泊事業から撤退している不動産業者が年々増えていっているとの事です。こうなってくると、外国人が高級ホテルに泊まり、未だ貧乏洗脳から抜け出せない日本人が民泊に泊まるという支離滅裂な事態が起こりかねないのではないかと危惧しております。

このように、一口に不動産収益と言っても、非常に多種多様なものが存在し、その時代や需給バランス、流行によって、より安全で高収益なものに資金が流動的に動いていくものです。

買われていくものは収益率が下がり価格が向上し、売られていくものは収益率が上がり価格が下落するという現象の中で、収益単価の上昇下落を予測しながら、不動産運用していくのです。

非常にデリケートで繊細な投資となるので、簡単に素人が「カボチャのなんたら」とかに手を出すと大やけどするのですよ(笑)あまり不動産に詳しくない方はあまり欲を出さずに投資信託やニーサに投資しておきましょうね。取り返しのつかないことになりますよ^^

話は逸れましたが、日本国内でも収益物件の多様化が進む中で、日本土地建物やリージャスグループが展開しているようなレンタルオフィスシェアオフィスバーチャルオフィスの需要が高まっています。

発想の原点は「細切れにして賃料の平米単価を上げ、かつ未だ供給の無いものを提供する」という非常に理にかなったもので、これはコインパーキングやカプセルホテル、シェアハウスの考え方ですね。

これらは月極より時間貸し、通常の空間を縦横四つに割るなど、需要パートに特化した収益構造を生み出したと思います。まあ、シェアハウスについては、流通性などに問題があったりするのであまりいい収益物件だとは思いませんが、これからの時代、このレンタルオフィスやシェアオフィスは進化して拡大していくでしょうね。

冷静に考えると、数社が共有して使用できるものや空間って結構多いと思いますし、わざわざ無駄なものでリース会社を儲からせる必要はないですものね。

コストが減り、利用者が増えて一社では借りれないようなでレクションされたオシャレな空間とサービスを利用できるとなれば、これから事業を興そうとされてる方にとっては非常に需要のあるものではないかと思います。

大型店舗にあるフードコートも同じ原理ですよね。飲食店も大型店舗内だけではなく、あのようなコミニティ型の総合集客の出来るような小規模店舗の集まりとかも今後、収益店舗ビルを造るうえで視野に入れても面白いんではないかなーと妄想しております。

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