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今回の地盤データ改ざん事件~どこに終着点をおくつもりなのか?

一昔前、風営法が改正され、「深夜0時以降のダンスクラブやキャバクラなどの営業禁止」という、訳のわからない法律になった。

これは建前上、日本は治安が良い国だということを政府が国際的にアピールしたいという事で成立した改正案であるが、本当のところはどうなんでしょうか?ひねくれ者の僕はいつも、こういう法律が改正されたり、審査基準が厳しくなったりするときには大義名分を盾にして他の別の大きな思惑があるのではないかと思ってしまいます。

この風営法の改正にしても、僕に言わせれば悪法中の悪法で、誰が得するんだと思えるのです。

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風営法の許可を取らないと営業できない店が深夜0時までで閉店って。。。世間も治安を維持するためにという建前で法律を厳しくする以上、「今のままでいいやんかー」とは非常に言い辛い。この「言い辛い」をまんまと利用して悪法を通していくのが非常に小ズルいというか、腹立たしい。ちょっと忙しいサラリーマンなら0時まで仕事していることなんてざらですし、そこからちょっと一杯ひっかけようとしても、歓楽街は全閉店。

ほんなら、何かい?骨身を削って戦っている企業戦士が、仕事終わって住宅街の中華食堂でビールの大瓶と餃子で帰れっちゅーんかい?接待も「終電のお時間が来たのでそろそろ・・・」ってなるんかい?仕事取れんわ。。。

薄っぺらい正義感や、世間の目を気にして表向き批判せざるを得ない風潮の世の中では非常に言い辛いことではありますが、接待なんて、夜中0時過ぎからが勝負でしょ?接待営業なんてクライアントに良い物喰わせて、綺麗なねーちゃん当てがって満足させて帰宅するのです。朝方まで付き合うのが常識ですわ。

これは接待されるサラリーマンクライアントも接待する下請け担当も全員承知の上で、高いお金を出して飲食しているのです。これは関西でいうと北新地、宗右衛門町、三宮の風営法の許可が必要なお店もみんな解って出来レースで高額な料金を受け取りサービスをしているのです。官僚も政府も皆さん解っているはずです。

なのになぜ、風営法を厳しく改正したのか?

それは風営法を厳しくして得をする業種が力を持ち、圧力をかけたのだと思います。

それがどのような団体かどのような人物かは計り知れませんが、このようにして「思惑」に「大義名分」というカバーをがっつりかけて、法律というものは改正されていくものだと思うのです。しかし、風営法については、アンダーグラウンドな商売が予想以上に景気の失速に繋がると予想したのか、最近少しながら緩和されました。正直、政治家が調子に乗りすぎたのでしょう。厳しくするのは簡単ですが、緩めるのは非常に難しい。

このことをちゃんと理解した上で机上で法律を作っている専門家にはより一層の精査を求めたいと思う。
「いちびりすぎました。ごめんなさい!」とはメディアで言いにくいでしょ?
それであればちゃんと善後策は考えるべきですね。

枕が非常に長くなりましたが(笑)今回のテーマは最近世間を騒がせている「マンションの傾き誰が悪いねん事件」についてです。

マンションの傾き誰が悪いねん事件

今回の「地盤データ改ざん」の件についても「同じ匂い」がします。法律を変える=金が動く。この黄金の方程式に当てはめる為にメディアを総動員して畳み掛けようとしているとしか思えません。もう一つの目的は今現在批判に晒されるであろう事柄から国民の目を逸らすためです。TPP、オリンピック、消費税増税関連、物価上昇率の目標不達成・・・国民は馬鹿だと舐められてるようなものです。

この話をすると長くなるので本題に戻します。

今回の地盤データ改ざんの件でネットニュースで沢山のトピックスが建てられていますが、実は僕はほとんど目を通してません。ですから、詳しいところは何も解っていないのです。何も解ってない奴がざっくり意見を言わせていただきます。

・・・・・そんなもん昔からよーある事やんけーーー!!!・・・・・

ここからは問題をさらに細分化しますね。

  • 地盤保証の役割
  • 地盤の補強の種類・検査の仕方
  • 誰が得するのか?

今や良いのか悪いのか保証の時代になり一戸建てもマンションも「地盤保証」を付けることが当たり前になりつつあります。昔、耐震偽装の記事でも書きましたが、「これ、保証をつけた会社が一番悪いんちゃうの?」ここをすっとばして施工会社や下請けを叩くのは筋違いとちゃいますか?

そのための検査であり保険であって、施工会社から言わせると「お前ら国に認められた検査会社や保険会社がオッケー出したやんけーーー!!!」である。「ちゃんとやってる前提」で検査をしても、何の意味もないし、その紙っきれに保証をつける会社も馬鹿である。

「保証」の意味をちゃんと理解してますか?

例えば、仮にルイ・ヴィトンで買ったカバンの裁縫がほつれていたとする。

ルイ・ヴィトンをすっ飛ばして裁縫した職人に文句を言うようなものである。顧客はある意味ブランド保証を買っているのである。その保証会社が「いやー。うちは悪くないんですけど、下請けの職人が腕が悪くて・・・」そんな言い訳は通用しないです。はい。

今回の事案は規模が大きすぎて、意図的なのか必然なのかピントがボケすぎているような気がします。この問題については何回かに分けて、個人的な意見と文句を書いていきたいと思います(笑)

それでは今回はこの辺で。

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