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有事の時の立ち回り方

世の中、新型コロナウィルス感染症の影響で緊急事態宣言が延長され、自粛モードが続く中、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?日本人は皆さん非常に真面目なので、政府の要請通りステイホーム習慣を守りしっかり自宅で過ごす人が多いです。これは本当に日本人として誇らしく思います。

かく言う私も自宅で重要事項説明書や不動産売買契約書の定款や特約条項の整理、過去のアーカイブの整理、または民法改正、宅建業法の改正に伴うフォーマットの変更等を勉強して、頭の中の断捨離を行っていました。

さすがに、よくご依頼頂くクライアント様においても、不動産流通は一時的に鈍くなっており3月、4月はご依頼が極端に落ち込みましたね。。。まあこれはどの業種も同じなので仕方ないことですが、頑張って乗り切っていきたいと思います。

「有事」はチャンス!

飲食業は言うまでもなく、どの業種も今は非常につらい時期であり、自営業者というのはいつの時代も矢面に立っていい時も悪い時も先頭に立って戦っております。特に今回の新型コロナウィルス感染症のような騒動や天災など、有事の時はほんとに東奔西走させられ、心身ともに疲労困憊でしょう。

もちろん、その会社で働いているサラリーマンの方々や契約社員さん、バイト、パートの方々もそのあおりを受けて「うちの会社どうなるんだろう?」「首になるのではないか?」「給料は出るんだろうか?」とさまざまな不安な思いを募らせていることと思います。

お気持ちはわかります。解かったうえであえて言わせて頂きますね。

雇用されている人にとって、このような「有事」は非常にチャンスでもあるんですよ。

「こんな出口も見えない世の中になって、影響を受けるのは我々サラリーマンじゃ!貯金も無くなっていくし、いつ職を失うかわからないのに何がチャンスや?河合!しばくぞ!」

という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。

こういう切り口も一理あるんだと言う事を、頭の片隅にでも置いておいて頂ければと思うんです。

経営者だって今の時期、必死のパッチで資金繰りや雇用の維持や店舗の継続を、それこそ寝る間も惜しんで考えているのです。従業員をクビにしたいと思っている経営者なんて誰もいません。

そんな、死ぬ程大変な最中に「来月の給料でるんすかね?」とか、「もうちょっとシフト入れてもらえないですか?」とか「僕家族がいるんでこの給料ではちょっとやっていけないんでこの状況が続くようだと身の振り方考えます。」とか、「普段から経営のやり方が悪かったからこうなったんじゃないですか?」とかとか・・・etc。。。

言われたり、思ったりされるとね。。。

経営者の気持ちは「はい。わかりました。君。もう結構です。」となるのですよ。「もう結構です。」とはクビですという意味ではありません。

【アテにならない従業員】のレッテルを張るのです。

簡単に言うと「あー。こいつは労働組合側の人間だなー。有事になると同じ方向に向かって戦ってくれるのではなくて、こっちに向いて自分の意見だけを主張してくるタイプだねー。」って思われてしまいます。顔は笑っていても経営者は心の中であなたの事を見切っていることでしょう。

あのね。もしあなたが、その会社で影響力を持ち、出世したければ何度も言いますが、この有事こそがチャンスです。その主張とは真逆の事をやってくださいね。

経営者の気持ちに寄り添うのです。見込みのある経営者に全神経を集中するのです。

僕なら、こんな時にこそ、昼夜を問わず寝る間も惜しんで、会社のために尽力を注ぎ、文句も言わず働き続けます。そして「このような有事の時、会社も大変でしょう。私は多少なりとも貯えはありますので、事が収まるまで給料は結構です。もしどうしても必要な時は少し助けてくださいね。そんなことよりも今は会社が存続し復活できるよう一緒に頑張らせてください。」と経営者や役員に言いますね(笑)

そうすればこの有事が去ったあと、復活した暁には、ゆっくりとおいしいお酒を酌み交わせる仲間になると思います。

社長だって役員だって人間です。会社にとって有事の今、経営者は従業員の立ち居振る舞いを見て、色々なことを感じてますよ。会社は常に「アテになる」「頼りになる」人材が欲しいのです。

あなたは会社にとってどういう人材ですか?

上記ようなことも一種の「社内政治」というものです。会社で出世するにはただ単にプレーヤーとして最強というだけでは不可能です。知力と戦略と情熱と少しの愛ですよ(笑)呂布奉先では覇権は狙えないんです。

これを実行すれば、普通「平時」の時には逆立ちしても逆転不可能なライバルや先輩、同僚も一気にごぼう抜きできます。そう下克上の大チャンスなんです。

皆さん聞いてますかー??

ではまた!!

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