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日本の実際の景気

台風も過ぎ去り、やっと落ち着いた秋になりそうですね。私の住んでいる兵庫県西宮市の苦楽園周辺では街路樹に銀杏がなり色づいて落ち始めました。台風等でだいぶ実が落ちたようで、ご近所の方々があちらこちらで銀杏拾いをしている光景が見受けられます。

さて、我が国日本ではいよいよ東京オリンピックも機運も高まり始め、築地市場の移設等もようやく具体的に動き始めました。株価高騰や建築ラッシュなど、表面的には景気の良い言葉が並んでおりますが、本当にそうでしょうか?

元来、地価の上昇と景気は連動しております。

この根拠となる部分は景気上昇による家賃相場の上昇により、投資物件の家賃収益率のアップです。また家賃収益が上がると不動産が他の投資対象物より安全性が高まるように思われるのでリスクオフの方向にお金が動き、不動産価格が起こります。

元の値段が上昇するので当然家賃収益率は下がりますが、今度は値下がりリスクが下がるので、金融機関も不動産に評価が付けやすく、企業や個人が購入しやすくなり、さらに不動産価格が上がるという仕組みです。

ただ、これらは一部の首都圏や大都市の商業地域、容積率も800%や1000%の地域が主でその他の地域や住宅地になると一概にそうとは言えません。

実際問題、我々の住んでいる阪神間でも金融機関が収益物件を見る目なんて冷ややかですよー(笑)

不動産業者に融資するのも担保評価が厳しく妙に渋ります。。金融機関もお金だぶついてるのに不動産に融資しなくてどこでお金を運用するんだという話です。

金融機関が冷ややかなので当然、業者の購入意欲も下がりますよね。。
これで本当に景気が上向いているんでしょうかね。

阪神間でこれなら、他の地方都市なんて賃金上昇や物価上昇なんて何の実感もないんじゃないかと思います。

ましてや不動産の価格上昇どころか、賃貸は空室が目立ち始めているんじゃないですかね。首都圏や大都市の景気は他の地方から吸ったお金が集まっているだけの様な気がします。人も然りですよね。

このまま、人口が減り続けると、明らかな供給過多の住宅市場の中で、首都圏もごまかしが利かなくなり、長期的に見て価格は下がっていきそうな気がします。

目先の事だけに拘らず、抜本的な事を変えないと取り返しのつかない事態になりますよ。

ただでさえ、今の日本の需要は外国人に支えてもらっている状況ですからね。日本人がモノを買わない分、パワフルな外国人が買ってくれてるだけです。外人がどうのとか言ってる人も多いですが、文句を言う前に自分自身が色んなものを購入するといいですよ。

「自分はお金出すのは嫌。でも外人に買われるのも嫌。」そんな身勝手な事は通用しません。

なら、一層の事開き直って、外国人にたくさん購入して頂くのも一つの手段です。しかし、そうなると日本はぽっかり空洞化しそうですけどね。

そろそろ、中身の部分を充実させないと、お金持ちの日本人は海外に移り住み、日本を捨てそうです、
そうなる前に何とかしたいものです。

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